今年のツールドおきなわでは、超軽量、超剛性の「究極の回転体」たるライトウェイトのホイールを履く人が減ったと聞きました。
優勝者の方は、ライトウェイトとゴキソを比べて、重たいゴキソを選んだそうです。
重量より重視されてきているのが、転がり抵抗です。
転がり抵抗に効く高性能のハブ、タイヤ、チューブというところに注目が集まっています。
つまり、ハブはGOKISO、タイヤはスーパーソニック、チューブはラテックスチューブといったところでしょうか?
定番のコンチネンタルGP4000SⅡもラテックスチューブとの組み合わせで1.6Wのパワーセーブが出来るというデータが出ています。
これは、PZERO VELO TTやSUPERSONICと同等の転がり抵抗の低さです。
我がターマックコンプも転がり抵抗の減少を求めて、セラミックベアリングをBBやブーリー、ハブに施しています。
その効果は漕ぎ出しから即感じる事が出来て、チューンアップは成功と思われましたが、最近特にスピードに乗った後の慣性力というか推進力不足を感じるようになったのと、下りでのハンドリングの不安定さが露呈しています。7.4kg仕様でこの状態なので、6kg台にするとかなりシビアなハンドリングになると予測されます。ちなみにワイドリムに25Cのハイグリップタイヤでもそう感じます。7.7kgのレーゼロ仕様だとハンドリングは安定します。単純にへたくそというところも大きいと思いますが、現状では軽量化は速さにつながっていないので、やはり軽量化より転がり抵抗の少なさを求めて、GOKISOハブにすることにします。シュミレーションではDRAGON35に付けた場合1190g➝1598gに重量アップします。車体重量は7.4➝7.8kgに。DT460リムで組むと1836g 車体8.04kgとなります。クライミングバイクのLOOK 785 HUEZのアルテグラ完成車重量がSサイズで7.95gで、これよりは軽くなるはずですのでクライミングも十分いける仕上がりになると思います。(もちろん785はもっと軽く仕上げられ、素性は上ですが・・・)