さて、前回は世界最速のクリンチャータイヤの決定戦でしたが、全タイヤの中で最も転がり抵抗が少なかったのが、VittoriaのCorsa Speedのオープンチューブラータイヤでした。オープンチューブラータイヤとは何か?
閉じてないチューブラータイヤと言えば良いでしょうか?もちろんチューブレスです。ラテックスチューブを入れれば、限りなくチューブラーホイールに近づくと思われますが、Bicycle Rolling Resistance ではチューブレスタイヤとしてテストしています。
それについてBicycle Rolling Resistance こう言っています。Vittoria Corsa Speed Open TLRは、他のVittoria Grapheneタイヤ(Corsa G +、Rubino Pro G +)とともに2015年9月に発表されました。 新しいVittoria G +タイヤのほとんどは2016年1月から入手可能ですが、Corsa Speed Open TLRはどこにも見つかりませんでした。 その理由は、タイヤのビード面積を強化し、チューブレスのセットで使用するときのシール能力を向上させる最後の再設計でした。 これは、Corsa Speed Open TLRを再設計したストアのレビューです。
ちょっと何を言ってるか分かりづらい翻訳ですが、2016年1月の時点ではこのVittoriaのCorsa Speedのオープンチューブラータイヤは入手できなかったらしい?現在もほとんど見かける事は無く、海外通販サイトにもありません。
テスト結果はぶっちぎりの7.7Wでしたが、入手できないスペシャルバージョンなら意味がないので、実質はVittoriaのCorsa Speedのチューブラータイヤが世界最速タイヤとなるのでしょう。ワールドツアーチームのBMCレーシング、ロットNLユンボ、ロット・ソウダル、UAEチームエミレーツ、サンウェブ、トレック・セガフレードの6チームが採用するのも納得です。(サンウェブとトレック・セガフレードはサポート外にも拘らず実費で購入しているらしい)
話を戻して、オープンチューブラータイヤを手に入れたい場合はどうすればいいのでしょうか?Vitoriaが無理なら有名どころではChallengeがあります。国内ではカワシマサイクルサプライが扱っていてHPで詳しく説明されています。
あとは、Vitoriaと同じメイドインイタリアのVELOFLEXがあります。サイドが飴色のMASTERとブラックのCORSAがあり、サイズも23C、25Cと選べます。今使っているのがVELOFLEXのルーベというチューブラーがお気に入りなので、オープンチューブラータイヤもVELOFLEXのMASTERの25Cにしてみようかと思っています。ホイールはフルクラムのレーシングゼロのコンペティツィオーネにします。ラテックスはVittoriaのチューブがあるのでこれを使用してみます。先に買った、コンチネンタルのスーパーソニック+ミシュランラテックスと比較したいと思います。ついでに、ピレリP ZERO VELO TTも試してみよう。