サイクルモードライド大阪2019の二日目は雨予報。今にも降り出しそうな空の下、列に並んで開門を待ちます。
開門し入場と同時に、目指すは東商会のサーヴェロブース。オープン直後にも拘わらず既に長蛇の列で、S5の予約は午後12時~となりました。
12時までいきなり暇になってしまたので、ほかに乗るバイクは無いかと物色していると、メリダのREACTO TEAM-Eが目の前に。しかもホイールはフルクラムのSPEED55C?!
スタッフに聞くと予約なしですぐに乗れるという事なので、迷わず試乗しました!
史上6人目の全グランツール総合優勝達成者であるヴィンチェンツォ・ニバリ、日本が誇るトップレーサー新城幸也を擁するバーレーン・メリダの使用機材であるメリダ。
今オフにローハン・デニス、ディラン・トゥーンスらを獲得し、チームとしての総合力は非常に高くなったらしい。
また、フルクラムのSPEEDもバーレーンメリダが開発に一役買ったと言われ、まさにチームエディションにふさわしいホイールのチョイスだと思う。
グラフィックが旧ロゴのSPEEDでしたが、こっちの方がカッコいい。新作はカンパのバ〇ットみたいで・・・⤵
乗り出しはクリンチャーの割に軽い。重さは全く感じない。これならチューブラーいらないかも?ポジションもグッド!全体的に軽快感が強い乗り味だ。
さすがは130万もするトップ機材のことだけの事はあるな。40Cやチューブラーならヒルクライムも全部この1台でまかなえるはず。
しかし個性に欠けるかな?面白味というか突出したところがなく優等生的な性格なのかもしれない。
次はいよいよサーヴェロS5だ!残念ながらENVEホイールでは無くDTだった(DT Swiss PRC 1450 Spline 35 Disc)
ハブももちろんDTでクリスキングでは無かった。乗り出してすぐにポジションがしっくりきたので、まずは好感触。低いハンドル位置もイイ!
それにしても非常に快適な乗り心地だ。適度に撓りも感じられてリズムが取りやすい。いつまでも乗っていたくなるような気持ちよさがある。
エアロ性能も今回試乗したエアロロードの中で一番良いように感じる。整備性無視の徹底したエアロの追及が効いてると思う。
ワールドツアーチームからの要望でVENGEなどがオーソドックスな造りに変わる中、メカニック鳴かせの専用パーツを惜しげも無く投入してくるあたり、
ある意味究極のホビーレーサー向けなのではないか?
ケーブルが一切見えない、完全内蔵式のエアロハンドル装備↓
アルテグラのDi2アッセンブルで115万(税別)フレームセット。ENVEの付くDURAACE Di2が158万・・・!?
機械式のR8000組が79万円でVENGE PRO的な位置づけかも。これなら買える??
試乗出来なかったTREKとBIANCHIは来年にとっておこう。
今回のイベントのもうひとつの目玉はユーチューバーけんたさんと団長といった有名人の来場&トークショーでした。
けんたさんは意外とガタイが良くてびっくり。
団長は声がでかくてさすが芸人さんといったところでした。
団長、eTap(旧)を大いに語る