今年のCYCLE MODE RIDE OSAKA 2018の特徴は、やはり電動バイクの多さでしょう。
ヤマハはロードバイクYPJ-RやクロスバイクYPJ-C、パナソニックからは自社開発したスポーツタイプのアシスト機構が搭載された
パナソニックXM1。BOSHのeBikeシステムを採用する、トレック Verve+、ビアンキLecco-E、コラテックE-POWER X VERT 650B、
Benelli・TAGETE27.5、tern・Vektron S10などなど。その中で試乗できたのがBenelliとternでした。
Benelliは去年の発表から興味があったバイクだったので、真っ先に試乗してみました。
結果は???。15~20km/hくらいはアシストがドン!と効いてオオ凄いって思いましたが、アシストリミットの24km/hまでは
あっという間に到達し、急に重くなります。ブレーキを引きずる感じで不快でした。モーターの変な音も常時しています。ちなみにモーターは
BAFANG製。では肝心の坂道はどうだったのかというと、重すぎて今度は24km/hまでは中々達しません。総重量22Kgはやはり重い!
平地ではすぐにリミッターが効いてしまって、坂は登らないとなると、普通の電動ママチャリの方が使い勝手がいいように思いました。
ヨーロッパ規格の45km/hまでアシストしてくれる前提の高性能が日本では生かされていないので残念です。次に試乗したのがBOSCHのシステムを使用したternの折り畳みバイク。さすがにモーターの異音はしませんでしたが、印象はBenelliとほぼ同じ。できればトレックやヤマハのロードも乗りたかったのですが、この2台の印象が強くて意欲がそがれた感じでした。ちなみに後で乗ったS-WORKS Tarmac Ultralightはこれ以上に電動っぽい恐ろしい加速でした。←コレが言いたかった?!