乗っCIAO!ROTOR・QリングのFD調整

Pocket

YouTubeにR8000のFD調整動画がお勧めで出てきてたので見ていたら、ケーブルの貼り調整用の印があることを知りました。S-WORKSターマックにはロータークランクに楕円リングを組んでいて、その調整には非常に苦労してきたので、改めて教科書通りに調整してみることにしました。




現状ではこれだけずれていました。

まずはケーブルの貼りを調整します。FDの右上の2mmの六角ボルトを締めて円の中にある白い線が一直線になるようにします。

とりあえず一直線になりましたが、ボルトは全部締め込んだだけでは足りず、ケーブルアジャスターも使ってようやく出来たというところです。次はFDの位置調整です。アウターローにしてFDをアウターから一つ落としてトリム位置にします。この時にチェーンがFD内側プレートからギリギリ擦らないところに合わせます。最後にインナーに落として同じく内側プレートとのクリアランスをギリギリにとって終了です。この調整は本来HiとLoのボルトで調整するのですが、初期位置はいじりたくなかったので、ケーブルアジャスターで調整しました。(この時点でなぜかインジケーターは一直線に保たれていました)まぁ、FDの位置調整は完璧に出来たのでよしとして、いよいよ変速チェックをしたところ、アウター側にチェーンが落ちるようになりました。チェーン落ちを防ぐにはチェーンを外側プレート側に寄せなければなりません。何度か調整して落ちなくなったところは、初期の位置からかけ離れてアウタープレート側にかなり寄っていました。これだとインナー側にチェーンが落ちる心配がありますが、ROTORがなぜチェーンキャッチャーを用意してるかが分かりました。調整後、例のインジケーターをみたら、なんと最初の位置に戻っていました(泣)

調整後。振り出しに戻りました・・・

結論、楕円リングのFD調整はシマノのマニュアル通りにはいきませんでした。

その都度微調整を行い、チェーン落ちのないところを探るしかありません。急な操作についてこれずチェーン落ちするので、慎重にシフトチェンジしなければなりません。いずれ真円リングに交換するのが良いかと真剣に思い始めています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。